また、今まではアクセルをラフにON/OFFした場合にシフトノブが揺れていたのですが、揺れが消えました。シフトノブに手を添えた状態でアクセル操作を行っても、明らかに駆動系から伝わる振動は少なくなっています。私の車は高速走行時に、５速から４速へのギアの入りが悪かったのですが施工後はまだ多少の引っ掛かり感は残るものの、確実に４速に落とせるようになりました。以前はアクセルを多少あおらないとギアが入らなかったのですがその必用は無くなりました。丁度エンジンマウントとミッションマウントを強化品に交換した時のフィーリングに良く似ており、ミッションの入りが格段に向上しています。

リアの剛性と乗り心地につきましても若干の変化を感じました。従来よりも少し固めの乗り心地ですが、今までボディで受け止めていた振動をサスペンションで受け止めるようになったような印象を受けます。この辺りは以前施工して頂いた、こだわりサポートの効果に少し似ているような感じ
を受けました。ただこだわりサポートと異なるのは、乗り心地が若干ですが悪くなる点です。今のところ、我が家の後部座席の住人達には施工の事を内緒にしていますが「もしかすると変化に気がつくかな？」という程度のレベルです。それと細かい点ですが、デフの振動（？）がボディを伝わって室内に伝わって来ています。ひょっとすると後部座席は多少五月蝿く感じるかも知れませんが、私個人では気になるレベルでは有りません。

リアのトランクションも確実に増しており、直進安定性が更に増しています。恐らくコーナリング中の挙動も大分変わりそうな気がします。
私はアクセルの開度に対して、駆動系の遊びが全く無くなったような印象を受けましたので、CPを過ぎてからのコーナーの脱出速度に期待しています。今までエンジンのレスポンスとブースとの立ち上がりの問題だと思い込んでいたアクセルを踏み込んだ際の一瞬のラグが、実は駆動系のロスだった部分もあったようでまさに目から鱗です。この辺は来月末に短い時間ですが○○を走りますのでその後にご報告できると思います。

正直導入する以前はここまで体感度が高いパーツだとは思っていませんでしたが、導入してみて驚いたというのが本音です。恐らくリアメンバーサポートバー導入との相乗効果による部分も大きいと思いますが、駆動系がぐらつかなくなった（？）と言う効果は大きな収穫でした。
リアメンバーサポートブラケット単体の効果については全く事前の情報が無い状態でのインプレッションですので、先入観にとらわれずに私が感じたままを素直に書かせていただける事が出来たように思います。
その反面理屈で考えようとすると、何故ミッションの入りが良くなるのか、またどうして剛性感が上がったのかはうまく説明が出来ません。