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まず、装着後すぐに気がついた点は乗り心地が向上した点です。 私は通常街乗りで車高調のリアの減衰力を30段調整の10段で使用しておりますが、リアメンバーサポートバーの装着前にはたまたまサーキット走行用の20段にしたままで使用していました。 リアの突き上げ感が強い為に乗り心地が悪く、特に後座席の乗員には不評でした。 ところが、リアメンバーサポートバーを装着後は減衰力が高いにも関わらず、突き上げ感が減りリアのサスペンションの動きがしなやかになったような印象を受けました。 ちょうど減衰力調整を10段に戻したような感じで、この状態であれば特に街乗り用の減衰力へ戻す必要性を感じなくなりました。 次に、高速走行時の直進安定性も大幅に向上しました。 アクセルを踏み込んでいった時に、リアタイヤがしっかり路面を捉えているような感覚で○20km/h付近でも非常に車が安定して走ります。 高速域でのレーンチェンジ時の安定感も増し、高速道路のクルージングが非常に楽しくなりました。 直進時におけるアクセルのON/OFFについても車の反応が従来より早くなり、それでいて安定感が増しているような印象です。 リアのトランクションが良くなった事は街乗りレベルでも充分体感できます。 私は、フロントヘビーなECR33の重心が後ろ側に移動したような錯覚を起こしました。 剛性間につきましてもフロントに装着したこだわりサポートと・TBSの効果に加えてリアメンバーサポートバーの効果でリアの剛性感が上がり車の前後に固い箱が出来たような印象を受けました。 その一方で少々気になったのは中心の居住空間の剛性が前後の剛性アップに負けているような感じがした点です。 以前から気にはしていたのですが、前後の剛性間が上がった為に余計に気になるようになりました。 将来的には、出来ればサイドシル部分の補強を行いたいと思います。 次にサーキットを走行してきましたので、サーキット走行時の状況について触れさせてもらいます。 |
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装着してみて感じた事ですが、ドリフト時のバタつき(嫌な振動)が減り、振り返しの反応が早くなりました。装着前では振り返す時に一呼吸間があったのが装着後では間が半分位になりクイックな動きを体感しました。またアクセルオフで流している時も装着前ではダラダラ流れていたものが 装着後は早く流れが止まるようになりました。アクセルコントロールによる流す流さないのメリハリが利くようなり コントロール性が上がりました。他にもドリフト時の速度調整がやりやすくなったように思います。リアの挙動を掴み易くなったと言う感じでしょうか?ただ、私はいつもサーキットで走行しているのですが、今回テストした場所が初めて走るドリフトパークだった為、多少感じ方が異なる点はあると思います。この辺は次回の茂原にて効果を再度検証してみたいと思います。 直接走りの性能とは関係ないのですが、街乗りでの乗り心地については初期の衝撃は多少増えましたが、思っていたほど悪くなってはいません。 |
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リアの剛性がアップした為なのか、トラクションが掛かるようになりました。 その反面、車の動きがピーキーになった感じがします。と言うのも、アクセル操作にリニアに反応するようになり、アクセルON時とOFF時での車の動きにメリハリが出た感じです。具体的に言いますと、自分の車のデフは1.5wayなんですがその本来の動きが顕著に現れ、パーシャル状態でコーナーリング中は弱アンダー傾向、その時にアクセルを抜くと鼻先がINにスッと入って行くのがはっきり分かりました。 1本目は慣らしで軽く流し、2本目にサポートバー取付状態で単独アタック、3本目はサポートバーを外した状態で助手席に同乗者有りでのアタックです。 今までサポートバー無しの状態での挙動に慣れている為に、サポートバー有りの挙動を生かしきれない(コントロールしきれなかった)のかもしれません。運転したフィーリングは決して悪くはなかったので、その挙動に慣れたら更なるタイムアップも期待出来るのではないかと思います。 |
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